「国際的スポーツイベント及び自転車を活用した地域の活性化~国際的スポーツイベント開催及び自転車を活用したまちづくりと地域の活性化に向けた考え方と事例~」冊子の有償配布について
(一財)日本スポーツコミッション(SCJ)では、3年半前の2015年4月に「国際的スポーツイベント開催を契機としたまちづくり」と題した冊子を理事長木田の執筆で作成し、関係者に配布しました。この冊子は、木田が中心となって国土交通省からの委託で2000年度に実施した「ワールドカップ開催を契機としたまちづくりに関する考え方とメニュー」(2002年のFIFAワールドカップ日韓大会の開催を契機としたまちづくりをどう考え、そのための方策等をどのように行っていったら良いかを示したもの)という調査研究をベースに2002年の結果も踏まえて作成したものでした。
あれから3年半を経て、来年にはワールドカップラグビー2019が、再来年の2020年にはオリンピック・パラリンピック競技大会が、さらに2021年にはワールドマスターズゲームズ2021関西が開催されるに至り、これらの国際的スポーツイベントの開催を活かしたまちづくり、地域の活性化をより身近に考えていく必要が生じてきました。
一方、これまで交通手段の一部として活用されていながら、その位置づけや環境整備、あるいは交通安全面での施策などが充分ではなかった「自転車」について、2016年末にその活用法が国会を通過し、昨年の6月に施行された自転車活用推進法は、本年6月に「自転車活用推進計画」として国の基本計画が策定されました。
このような中で我々SCJでは、木田をはじめ関係者が40年程以前から自転車にかかわる調査研究を行っていたことも踏まえて、一昨年度から「サイクリズム推進研究会」を主宰してきています。この研究会では、都市部における自転車利用の促進にかかる検討や地域の活性化に資するサイクルツーリズムの検討などを行うとともに、交通安全にかかわる検討も行ってきています。また、志摩地域の自然環境などを活用し、インバウンドを想定した「富裕層を対象としたサイクルツーリズムの推進に向けた調査研究」なども地元のスポーツコミッションと共同して行うなど、自転車の活用による地域の活性化に資する調査研究や提案などを行ってきています。
以上を踏まえて新たに「国際的スポーツイベント及び自転車を活用した地域の活性化~国際的スポーツイベント開催及び自転車を活用したまちづくりと地域の活性化に向けた考え方と事例~」と題した冊子を、国土交通省、あるいは広島市等のご協力やスポーツコミッション連絡協議会の企業等のご協賛を得て作成しました。
ということで、この冊子をスポーツコミッション連絡協議会の方々を中心に領価でお分けすることとしましたので、希望されます方は以下にご連絡下さい。
info@sportscommission.or.jp