おおさか市町村職員研修研究センターが毎年3月に発刊しているマッセOSAKA研究紀要第21号「特集 スポーツ活用戦略」に記載(P12~30)されている理事長の木田が執筆した「スポーツで地域を輝かす」の概要は、以下のとおりです。
なお、数部でしたらSCJ事務局にございますので、お分けすることが可能です(info@sportscommission.or.jpにメールでお問い合わせください)。

はじめに
本稿執筆の背景や目的、特に地域の活性化の視点からみたスポーツの捉え方、スポーツによる効果:特にスポーツイベント開催を契機とした地域の活性化に資する効果、スポーツを活かした地域活性化を推進する組織としての「スポーツコミッション」及びスポーツを活かした地域活性化のあり方について述べるとしています。
1.わが国におけるスポーツとその位置づけ
わが国おいてスポーツは、体育として導入され展開されてきたことから、欧米とは異なった展開をしてきたことやその位置づけはまだまだ体育的要素が大きいことを述べています。
2.スポーツイベント開催による効果
スポーツによる効果を、特にわが国で行われる2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会及び2021年のワールドマスターズゲームズなどの国際的スポーツイベントを意識して、その効果、特に社会的効果の重要性を述べています。そして、社会的効果を大きくすることがスポーツイベントを一過性に終わらせないだけなく、経済的効果の増大にも繋がるとしています。
3.地域の活性化に資する組織としてのスポーツコミッション
スポーツを活かした地域活性化推進組織としてのスポーツコミッションのあり方について、USAなどとは異なる展開をしてきたわが国のスポーツの特徴を活かし、官民が一体となった独自の組織として行くことが重要であると述べています。特に人とひと・組織などを繋ぐリエゾン機能が重要であるとしています。
4.スポーツを活かした地域の活性化とは
スポーツを活かした地域の活性化の捉え方について、地域内の人や企業等が活性化していかなくては意味がないと述べるとともに、スポーツイベント開催を契機とした地域の活性化は、成熟したわが国においてはこれまでのようにインフラ整備による経済的効果に頼るのではなく、社会的効果が十分に発現できるようなイベントを開催として行くべきであり、それがイベント開催後の継続した地域経済の発展に寄与するとしています。
5.今後に向けて
スポーツを活かしてまちづくり、地域づくり、ひいては地域の活性化を図っていくためには、旧態依然とした態勢やシステムを将来を見据えたものとして行くことが重要とし、その推進のためには官民が一体となったスポーツコミッションが求められること、あるいはまちづくり、地域づくり、ひいては地域の活性化の視点からスポーツイベントを捉えてことが重要であることを述べています。また、そのためには、地域の自然環境や地域の歴史・文化などの地域資源との連携が重要であると述べています。